包括ひがしでは認知症の方を介護している家族や介護経験者の会として「すみれカフェ」を毎月第3火曜日に開催しています。
9月のすみれカフェは17日に「認知症・MCIについて知ろう!」をテーマに行いました。
MCIとは認知症になる一歩手前の「軽度認知障害」のことで記憶力や注意力などの認知機能に低下がみられるものの普段の日常生活に支障をきたすほどではない状態のことをいいます。
今回は認知症当事者の方の思いや家族の思い、また認知症の予防や対応の仕方、地域での見守り等についてお話したところ参加された方からは「普段から週3回の散歩を行っている」「物忘れが心配になってMRI検査を受けた」といった話が聞かれました。その後、脳トレや体操等を行い「普段やらないから難しいけど脳トレになる」という声が聞かれたり、皆で楽しみながら予防することの大切さを学びました。
休憩後は、認知症の新薬のお話や酒田市で行われている認知症支援活動についてのお話等さまざまな情報交換を行いました。
「すみれカフェ」では今年度も参加者皆さんの意見を取り入れながら様々な楽しい内容を企画しております。現在介護されている方、介護を経験された方、同じ立場だからこそわかる思いがあると思います。「すみれカフェ」は気軽に立ち寄りほっと一息できる居場所です。認知症について知りたい、話を聞いてみたいといった方の参加もお待ちしておりますので興味のある方は包括ひがしまでお問合せ下さい。
【 認知症相談窓口 】 酒田市地域包括支援センターひがし 94-2470